1: それでも動く名無し 2023/01/27(金) 21:42:08.18 ID:Ocr3HnEx0
【今村猛 鉄仮面の内側(24)】 エンゼルス・大谷翔平選手の活躍で二刀流に関する話題に注目が集まっています。そこで今回は他球団の選手ですが同じ時代をNPBで過ごし、直接対決もしたことのある選手のお話をしたいと思います。
高校野球の聖地・甲子園で優勝投手になったという共通点もある中日・根尾昂投手のことです。
東スポさんの紙面でも2023年シーズンに向け、投手として準備を着々と進めている様子がうかがえます。開幕ローテ入りを目標に早めの調整を行っているみたいですね。
もちろん、チームの方針もあるとは思うんですが、もうこれから投手一本でいく決断をしてしまったんですかね。僕としてはそこが気になるところではあります。
二刀流というのが話題になり、大谷翔平選手があそこまで結果を残していることもあり、今は才能のある選手にはチャンスだと思うんです。根尾くんが投手一本に現段階で絞ってしまうのはもったいないんじゃないかなという気持ちです。
大谷くんと比較してしまえばフィジカル、骨格の部分など違いがあることは理解しています。でも、タイプは違えど根尾くんにもまだまだ二刀流で成功できる可能性があるんじゃないかとは正直、思います。
昨季はチーム方針や本人の意思もある中で投手を実際にやりました。150キロを超えるボールも投げていた。見ている感じでは一軍のマウンドで打ち込まれている印象はなかったですよね。
おそらく、プロに入ってからは投手の練習はしていなかったと思うんです。もともと中学校時代から140キロ中盤を投げていたということなのでプロでも即、対応できたのかなとは思いますけどね。
でも、プロに入って4年経過しているので、プロ入りからずっと投手をしてきた選手とは普通は差がつくと思うんです。マウンドから150キロを投げられる才能というのはある程度、決まった人にしか授けられていないと思うんですね。無理な人には無理な領域ですから。それを今になってすぐにできるのはすごいことですよね。
そもそも、プロで遊撃を守ることができるわけです。フィールディングは抜群にうまいに決まっています。あとは打つ方なんです。実際に対戦してみて根尾選手を悪い打者だとは思いませんでした。ただ、今後もプレーを続ける中でどんなタイプの選手に成長していくのかなとかイメージを持つほどの印象は残っていないんです。
ヤクルト・村上宗隆選手のように50本塁打を目指す選手ではもちろんない。中距離ヒッターなのか、立浪さんのような選手を目指すのかという、誰か目標にする選手像を明確にして野手を続けていたら、面白かったのかなと思いますね。
今は違う目線から投手としてチャレンジしている。僕はそこで打者として伸びる可能性もないことはないと思うんです。できることならチャレンジしてもらいたい気持ちは今でもあります。そんなことができる人間は限られていますから。プロの投手としてバッテリー目線で改めて野球を見てからの二刀流・根尾くんも面白いと思います。
「東スポWeb」
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引用元: ・元広島今村「根尾が現時点で投手一本に絞るのはもったいない。二刀流で成功できる可能性がある」
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